スタッフの数だけバッグの数があります。
私が実際に使ってみてよかったなと思うバッグや、先輩スタッフが使っているバッグには、いくつかの共通点があります。
その共通点を合わせてみると、こうゆうバッグがいいのかなという選びかたの基準がみえてきました。
いらっしゃいませんか?
「バッグを買いたいけど、何を基準に選んだらいいのかな?」
私は、訪問バッグを選びかたがわかりませんでした。
私は転職前、バッグの選びかたがわからず、妥協して買ったので少し後悔しました。
みなさんには、私と同じような思いをしてほしくないので、このページを参考にして、訪問バッグを選ぶのに役立ててもらえれば嬉しいです。
【このページでわかること】
それでは、順番に紹介していきますね。
自分のテンションが上がるバッグは、一番重要です。
訪問看護師にとって、訪問バッグはいつも一緒に行動する相棒のような存在です。
訪問バッグに愛着がなかったり、テンションが上がらなかったりすると、モチベーションが低くなることがあります。
自分の訪問バッグをみて、「今日も一緒にがんばろう」と思えるバッグだと、もっと楽しく訪問できると思います。
手さげバッグは、両手があかないのでNGです。
肩かけバッグ、斜めがけバッグ、リュック、2way・3wayで使えるバッグが使いやすいと思います。
好みによると思いますが、手さげバッグ以外を選ぶのをおすすめします。
【両手があいていると?】
訪問バッグには、いろんなものを入れるので、大きくなければいけません。
記録用紙や商品のパンフレットはA4サイズやA5サイズなので、A4サイズがらくらく入る大きさが必要です。
記録やパンフレットは、クリアファイルやバインダーに入れて持ち運びます。
その大きさをふまえると、A4サイズギリギリでは出し入れがめんどうなので、スッと出し入れできる少し大きめが理想です。
訪問バッグは、たくさんのものを入れて毎日使うので、軽くて耐久性があるバッグがおすすめです。
訪問バッグは、利用者宅や自転車のかごなど、いろいろなところに置いたりぶつけたりします。
急いでいるときは、バッグを雑にあつかうこともあります。
バッグ自体が重いと、ものを入れたらもっと重くなるので、単純に持ち運ぶのが嫌になります。
耐久性がないバッグだと、雑にあつかえばすぐに穴が開いたり破れたりチャックが壊れたり、ボロボロになります。
値段が安すぎるバッグは、耐久性がないことが多いので注意が必要です。
バッグを床に置いて、自立するかどうかも大切です。
ぐにゃぐにゃで自立しないと、見た目が悪いし、不衛生だし、ものの出し入れもしにくいです。
自立する=耐久性があるバッグのめやすにもなり、なにより衛生的です。
訪問看護師は、雨の日も雪の日も関係なく訪問します。
訪問バッグがぬれても、中に入れている大切なものがぬれないように工夫する必要があります。
また、必ずしもきれいなお宅ばっかりではないので、訪問バッグが汚れることもあります。
【雨にぬれると?】
【訪問バッグが汚れると?】
私がおすすめする雨や雪でもぬれにくいバッグは、撥水加工しているナイロン製バッグです。
ナイロン製バッグだと、ぬれたタオルなどでふき取ると汚れが取れやすく、清潔に保ちやすいです。
もともと撥水加工をしているバッグでも、効果は永久的ではないので、定期的に撥水スプレーなどでコーティングする必要があります。
私が所属する訪問看護ステーションでは、これを使っています↓
自転車で訪問するステーションでは、自転車のかごにすっぽり入ることも大切です。
バッグを斜めにしないと入らない場合は、バッグの一部にダメージがかかりやすく、穴が開いたり破れたりする可能性があります。
パソコンやタブレット端末が、その衝撃で壊れる可能性もあります。
そのため、自転車のかごにすっぽり入るサイズのバッグを選ぶことをおすすめします。
パソコンやタブレット端末で記録をする場合は、クッションポケットつきのバッグを選ぶとよいでしょう。
パソコンやタブレット端末は繊細な機械なので、取り扱いに注意が必要です。
かといって、毎回専用のケースに入れて、さらにバッグに入れて…となると、めんどうです。
クッションポケットつきのバッグだと、そのまま入れることができるので、出し入れもラクになります。
いかがでしたか?
訪問バッグの選びかたは、イメージできたでしょうか?
自転車で訪問する方は、自転車のかごに入るものを
パソコンやタブレット端末を使っている方は、クッションポケットつきのものを
プラスで選ぶとよいでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【訪問バッグの選びかた】