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加藤クリニック(産婦人科)

加藤クリニックでの入院生活:赤ちゃん目線

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加藤クリニックは、埼玉県さいたま市浦和区前地にある産婦人科のクリニックです。

妊娠や出産は一生のうちに何度も経験するものではありません。

そのため、どの病院やクリニックがいいのかを1人で判断することが難しく、友人の口コミやホームページなどの情報で判断する必要があります。

このページでは、赤ちゃん目線で加藤クリニックでの入院生活(自然分娩)について紹介していきます。

なお、お母さんの入院生活については、「食事や書類などのその1」「入院生活1日目・2日目のその2」「入院生活3日目~5日目のその3」の3つにわけて紹介しています。

なお、コロナ禍の妊婦さんが利用できる有給の休暇制度についての記事も書いているので、よろしければこちらのページもご参考ください。

この情報は2020年8月のものです(旧建物)

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分娩(出産)

僕は、前の日の朝に「もうすぐ出るよ~(おしるし)」の合図をした。

お母さんのところにゆっくり向かうつもりだったけど、新幹線に乗っちゃったから、あっという間に外に出てきたんだ(陣痛~出産まで約4時間)。

お母さ~ん、会いたかったよ~。えーん!(出産)

外に出たら、ビニール越しにお母さんに初めて会ったよ。

スタッフの人に体をきれいにしてもらってから、お母さんに初めて抱っこしてもらったんだ。

それから、お母さんと一緒に写真を撮ってお父さんに電話であいさつしたよ。

お母さんのおっぱいは飲んでないよ。

もし、赤ちゃんに何かしらのリスクがあったり気になることがある場合は、救急車に乗って別の病院(提携病院)に行くんだって。

1日目(入院・分娩当日)

生まれた日は、僕は他の赤ちゃんと一緒に過ごすんだ(新生児室預かり)。

スタッフの人にミルクをもらったりおむつを替えてもらったよ。

今日は沐浴じゃなくてタオルで拭いてくれたんだ(ドライケア)。

僕の体についている胎脂が、低体温を防止したり雑菌の侵入を防ぐ効果があるんだって。

2日目(産後1日目)

今日からお母さんと一緒に過ごすんだ(24時間母子同室)。

お母さんが朝ごはんを食べてから、部屋に移ったよ。

お母さんが僕の体温を測って、朝と夕方にスタッフの人に報告するよ(朝夕検温)。

体重は、スタッフの人が毎日測ってくれるよ。

お母さんがシャワーするときや別の部屋でお話があるときは、新生児室で過ごすんだ。

指導を受ける前に、新生児に関するDVDを観るんだって。

僕のお世話をするために、お母さんはスタッフの人からいろんな指導を受けるよ(授乳、おむつ交換)。

3日目(産後2日目)

今日はお母さんがいろんな指導を受ける日なんだ。

指導を受ける前に、産褥期の状態に関するDVDを観るんだって。

午前中の沐浴見学・実施は、僕も一緒にするよ。

午後は調乳指導と退院指導があるよ。

新生児室で預かってもらうときに、ビタミンK2シロップを飲んだよ(1回目)。

ビタミンK2シロップ

ビタミンKは、血液を固めるために必要なビタミンです。

ビタミンKは、胎盤を通りにくくお母さんから受け取る量が少ないこと、赤ちゃんにはビタミンKを作る腸内細菌が少ないことから、赤ちゃんはビタミンK不足になりやすいです。

ビタミンKが不足すると、出血しやすい状態になるので、ビタミンK2シロップを内服し予防します。

ビタミンK2シロップは、入院中に2回、1か月健診時の合計3回内服します。

出血しやすい場所は、月齢によって違います。

生後数日は、消化管出血で吐血や下血などの症状がみられることがあります(新生児ビタミンK欠乏症、新生児メレナ)

生後1か月頃は、ビタミンK欠乏によって出血する場所が頭の中(頭蓋内出血)が多いとされています(乳児ビタミンK欠乏症)。

4日目(産後3日目)

今日は、新生児聴覚検査をしたよ。

自動ABRとOAEが選べて、さいたま市在住だったら助成もあるよ。

お母さんは、外来で退院診察とアロママッサージがあるよ。

5日目(退院日)

今日は僕の家に帰る日だよ。

10時30分までに退院する必要があるから、朝からバタバタしてるよ。

僕は、ビタミンK2シロップを飲んで(2回目)、先天性代謝異常等検査を受けたよ。

この検査結果は、1か月健診のときにもらうよ。

スタッフの人が沐浴と着替えをしてくれたら、僕の準備は終わり。

お父さんが外来窓口で会計をして、手続きが終わったら、お父さんに会えるんだ。

お父さん、はじめまして。

家族がそろったら、スタッフの人が記念撮影をしてくれたよ。

加藤クリニックのインスタグラムにも載せるって。楽しみだな。

先天性代謝異常等検査(新生児マススクリーニング検査)

この検査は、赤ちゃんのかかとから採血して行います。

生まれつきの病気ですが、生まれてすぐには症状がはっきりしません。

症状が出てから治療を始めても、効果が十分得られずに障害が残ったりします。

そのため、症状が出る前に発見し治療を始めることで、障害を予防したり重症化を防ぐことができます。

病気が疑われる値(カットオフ値)を超えた場合は、再検査します。

再検査でもカットオフ値を超えている場合は、大きな病院での精密検査が必要となります。

検査の対象疾患は、以下になります。

  • アミノ酸代謝異常
  • 有機酸代謝異常
  • 脂肪酸代謝異常
  • ガラクトース血症
  • 先天性甲状腺機能低下症
  • 先天性副腎過形成症

まとめ

今回は、赤ちゃん目線で加藤クリニックでの入院生活について紹介しました。

少しでも多くの方の参考になれば嬉しいです。

なお、この情報は2020年8月の情報なので、一部追加や変更がある可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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